記事:限界集落で出会った幸せの価値観。道行竈と竈方の塩に見る「継業」@南伊勢町竈方集落
南伊勢町で地方創生に関する取り組みを行っている方々を取材し、情報発信するタイアップ連載のひとつです。
高齢化が三重県で一番進んでいる南伊勢町。そのなかで、塩づくりや酒米づくりなど、様々なチャレンジが始まっています。
その昔、南伊勢町のリアス海岸沿いに源平合戦の末に平家が移住した8つ竈方集落(かまがた)があります。当時から漁業権を持たない平家は、塩や米をつくって生業としていました。一度は途絶えた塩づくりを、平家の子孫が復活。また酒米は地域の方と地域おこし協力隊が一緒になり育て、南伊勢町初の日本酒ができました。歴史上、我が国が経験したことがない人口減少社会がやってくる日本において、南伊勢町で起きている地域づくりは、日本の地方の未来だと感じる取材でした。
文・ディレクション
村山祐介(寿印刷工業/OTONAMIE代表)
写真
井村義次(カメラマン/フリーランス)