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特集記事作成「三重の食結び」

昔、朝廷に食材を納めていた伊勢志摩。また三重県は海・山・川と恵まれた自然が育む食材の宝庫であり、美し国三重(うましくに)と呼ばれています。伊勢海老や松阪牛などは有名ですが、それだけじゃない三重の食の魅力について掘り起こし、情報発信しているのが「三重の食結び(三重県雇用経済部)」です。

三重の食結びの特集記事22本と、ポータルサイトの改修(英語版・中国語版含む)を担当しました。

三重県各地に暮らすライターが、それぞれ得意な食のテーマについて特集記事を綴っています。特集記事の企画からご提案し、ライターの視点を活かした記事にディレクションしました。

記事企画書を作成して承認いただいてから取材となるのですが、やはり現地に行くと面白い出会いや情報をいただくこともあり、企画書に記載していない魅力も追記しました。

特に印象的だったのが「三重と四国の港町の訛りが似ている。カツオを巡る。食を旅する。」の取材。待ち時間に漁港の船着き場でカツオ漁の片付けをしていた、おじいさんとおばあさんに何気なくお話を聞いていたときのことです。おじいさん漁師がカツオの釣り方のデモンストレーションで教えてくれたり、おばあさんの原付バイクのカゴにはバケツに刺さるようにカツオが置いてあったり、魚のまち・紀北町ならではの暮らしの魅力を切り取ることができました。


公開
2016年10月

ディレクション・文
村山祐介(寿印刷工業/OTONAMIE代表)


OTONAMIEより9名のライターが執筆

写真
井村義次(カメラマン/フリーランス)


三重の里 いなか旅のススメ