三重県度会郡南伊勢町の過疎化が進む集落で、地域の存続のために始まった塩づくりプロジェクトに参画させていただき、ロゴやパンフレットを作成しました。
南伊勢町のリアス海岸沿いには、平家の子孫が暮らす8つの竈方集落(かまがた)があります。源平合戦の後に移住した竈方集落の平家は漁業権がなく、塩や米作りを生業としていました。塩づくりを復活させた棚橋竈集落では、「竈(かまど)」で海水を煮出す昔ながらの塩づくりを行っています。
ロゴは竈の漢字を平家風に擬人化しました。南伊勢町は観光地である伊勢志摩地域にあり、伊勢神宮への参拝客で賑わう土産店での販売も計画しており、パッと目に入り親しみを感じる「カワイイ印象」を大切にしました。
パンフレットの紙は、手触りが良く、写真の発色も美しい特殊な上質紙を使いました。
また、手に取りやすく持ち運びやすいように三つ折り加工にしました。
竈方の塩のパンフレットやシールは弊社でもお配りしています。郵送をご希望の場合は、お手数ですが会社概要のページに記載しているメールフォームからご連絡ください。
発行
2021年4月
デザイン
村山祐介(寿印刷工業/OTONAMIE代表)
印刷
寿印刷工業(オフセット枚葉印刷機・紙折り機)
竈方の塩 WEB記事(OTONAMIE)
竈方の塩