2月17 日午後1時から、丸の内の「サンマルコ」に最年長のL原田、お店のオーナーL黒田、会員委員会のL宮田、事務局の江藤さん、それにPR・会報委員会のメンバーL岸江、L稲畑、L久米が集って、津ライオンズの「来し方、行く末」を語り合いました。話は多岐にわたり、2時間を超える熱心なものでしたが、ここではその一端をご紹介します。
1,350点、1億6,782万円
津LCの社会貢献は、なんと言ってもアクティビティーにあります。かたちの残る過去のアクティビティーを、事前にL稲畑が現地に出向いて写真に納めてくれており、話題はもっぱらアクティビティーに集中。A会長のときにこれ、これはB会長のとき、…と、年度の記憶よりも、時の会長の顔と結びついて記憶がよみがえってきます。
これまでのアクティビティーを集計してみると、およそ次のような数字になりました。1960年〜69年の 年間で、162点1044万円、70〜79年 322点3267万円、80〜89年 369点4796万円、90〜99年 403点6116万円、00〜02年の3年間で、105点1559万円。 津LC 年間のアクティビティーは、1350点1億6782万2807円にのぼります。この間、随分とお金の価値も変動していますが、多大な貢献であることには間違いありません。
以下、津LCのアクティビティーの数々を振り返ってみました。「運営特別委員会」も発足した今、ご参考になればとご紹介します。
トップの写真は、三重県庁の前庭にあるタイム・カプセルです。津LC初代会長であった故L金丸吉生が、地区ガバナーを務めた年次大会を記念して贈ったものです。開封は、2026年となっています。
津LC単独のアクティビティーとしては、体育館へ電光掲示板(すでに廃棄)、体育館前の噴水塔、偕楽公園へ東屋、市役所の藤棚、青少年野外センターの国旗掲揚塔、忠盛塚の整備、津駅前のブロンズ像、偕楽公園に桜 本、お城西公園にブロンズ像、武道館へ植樹、偕楽公園に檜 本、リージョンプラザに彫塑、市内に気象計5基、センターパレスに絵画、観音境内整備、アスト津の緞帳などが主な物品寄贈です。援護家庭児童に入学祝、対ガン協会へ寄付、聴力障害者支援、海洋少年団育成、阪神大震災義援金など、広範な社会活動への寄付金。また各種多彩なイベントの支援や提供などで、地域社会に実績を残してきました。
総点検から明日を拓く
修復を待つ過去のアクティビティーもありました。特に津駅前のブロンズ像は、パネルが剥げ落ち、像や台座の汚れも目立ちます。最近までは、周囲が雑草で覆われていました。単に提供するだけでなく、維持管理にも心配りが必要なのかも知れません。
多いときには 名いた会員も減少し、クラブがやや勢いをなくしています。話題は会員拡大とクラブの活性化にも及びました。会員増強のためには、女性会員の検討や現会員が身近にふさわしい人材がいないか、改めて点検してみること、これまでに退会した会員や事業所を総点検し、その子弟や後継者を勧誘することも会員拡大の重要な手がかりになるのではないか。クラブが活性化するためには、津市の三クラブが合同して大きなアクティビティーを行なうことを考えてもよいであろう。成果が市民の目に見える継続的なクラブの取り組みがあると、会員が社会貢献を実感できるのではないか、上納金にしてもどう使われているのか、もっと明瞭にしたほうがいいのかもしれない。年次大会の持ち方も工夫がいるのではないか、などが話し合われました。